オニギシ〜横山裕ソロコン松山公演レポ

今も、ヨコのあの言葉を、何度も思い出します。

生き方さえ教えてもらったような、そんな時間でした。
横山裕ソロコン行ってきました。

今回は2部だけ参戦。

6日前にヨコのお母さんが突然亡くなったと聞いていたので、
どんなコンサートになるんだろうと心配して向かったんだけど、
会場に向かうと、
1部が終わって帰るお客さんがみんなすごくいい顔をしていたので、
ちょっと安心。

きっと、ヨコらしく、元気なコンサートをやってくれたんだろう、って、
全然心配なく会場に入りました。


コンサートが始まり、
ちょっと前髪長くて、表情がよく見えない。
少し目が腫れてる気もしたけど、
後から見ると、すっきりシャープなヨコでした!


コンサートは、聞いていたセットリスト通り進みましたが、
MCのテンションが低い↓↓
すばるか亮ちゃんが松山城を「しょぼい!」と言ったこととかで笑いを取っていたけど、
声がいつもより1オクターブぐらい低い感じ。

少し痛々しかったけど、困るとメンバーの話題を出して乗り切っていました。


∞レンジャーも予定通り。
浜中くんが「僕には、このモッコリーナ(股間!!)があるから百人力だキ☆」って台詞、
言ったら目の前にお父さんみたいな人がいて、
「サル(浜中)、残業ながら、目の前にお父さんがいるぞ!!」
ってイジるヨコ★(爆笑)

その後も、
浜中くんを何度もわざとそのお父さんの前に行かせて
モッコリーナがあるから百人力だキ☆」
をやらせてました★笑



さて、
メンバーのソロコーナーや、ばっちり踊るナンバーを経て、
セットリスト最後の曲。

「オニギシ」
なんですよね。



これを歌い始める前、
下を向いて、
なんだか言いたいけど言えないという感じで、
俯いたままモゴモゴとし始めるヨコ。

「あの…」

そしてヨコは下を向いたまま、

「心配をかけたかもしれませんが…」

と言って、
少しだけ顔を上げて、

「ここ(胸を親指で指して)に(お母さんが)おるから、大丈夫やで^_-」

って。

笑って。




そして、
弟たちも元気で、
弟たちを心配して、昨日はベテラン(キク、浜中除く)と桐山くんが、ヨコの家に行ってくれたこと。

そして、
家があまりに汚かったので、掃除をして帰ってあげたこと。

そして、
その後、ヨコが「ありがとう、メシでも食べてよ」って伝えると、
そこに浜中くんが現れて、食べてタダ飯を食べて帰ったこと。
(ヨコは昨日は新曲のPV撮影と雑誌6誌ぐらいの取材あったらしい)

久しぶりに、兄弟3人で川の字で寝たこと。


なんかを話してくれました。


こんなときに、
みんなのありがたさを感じる、って。

そして言えることは、
「みんな、(大切な人を)大切にしてね」
ってことです、って。




という流れでオニギシ。



「こんな僕もいつしか大人になってたよ
でもお母ちゃんの前ではいつまでも子供なんだね」


「あの時のこと覚えてるかな
ぼくが友達に裏切られて悔しがってるとき
『裏切られた自分を悔やむなら、信じた自分を誉めなさい』って。
でもその後、友達をどなり散らしたね」



小さい頃の夢、
「ぼく、お母ちゃんと結婚すんねん」




画面には、
小さい頃からのヨコとヨコのお母さんの写真が次々。


でも、ヨコ、最後まで、歌いきりました。


会場は、ものすごい啜(すす)り泣きの声。
誰もヒステリックに泣いているわけではないのに、
啜り泣きだけで会場が満たされて、
それは、ものすごい空間でした。


お葬式、みたいだった。


最後のサビ
「オニギシが食べたいよ
オニギシしかダメなんだよ」
で、
言葉に詰まるヨコ。

すると、啜り泣いていたはずの会場から、
歌声が始まって。


最後の台詞
「母ちゃんは、楽しかったかな?」


最後は、クラシックのコンサートか、っていう程の、すごい拍手で終わりました。

この会場でクラシックのコンサート何度も聞いたけど、
そのどれよりも大きかった気がする。


それは、
ヨコの人生に対する拍手のように思えました。


こんなタイミングで、キャンセルしても誰も文句を言わなかっただろうコンサート。


なのに、ちゃんと、こんな地方に来てくれて。


セットリストから、この歌、外すことだって、できたと思うんです。
実際、413manはセットリストに入ってなくて、
それはヨコが、その歌に思い入れがありすぎて、簡単には歌えないんだろうな、って思っているから。


でも、
何の因果かセットリストの最後に組まれていた「オニギシ」を歌い切ったヨコに、
もう本当に感動して。


…歌い始める前にはね、
オペラグラスでヨコの表情を見てやろう、位に思っていたんです。

でも、
そんなの、全部吹っ飛ばされて。



本物の「オニギシ」に、
圧倒されました。


そして、自分の歌として「オニギシ」を持っていたヨコを、
本当に幸せな人だな、って思いました。


そしたらね、最後の挨拶でヨコ、
「自分は、本当に幸せです」
って。


ああヨコ(T_T)



そしてアンコール。

トリプルアンコールまでやってくれました!

めちゃ楽しい雰囲気で

でも、
めちゃ楽しい雰囲気なのに、
泣けてくるんですよ。


Cool Magic Cityも、ギガマジメ我ファイトも、ズッコケ男道さえも。


「答えはいつも薄情な涙の味しかしないけど〜バイタリティこそ男道♪」

「ここで踏ん張ったことが〜キガマジメ我ファイト♪」



ああ、∞の歌って、いい歌ばかりだな、って。

人生のどんなときにも共にいてくれる、
本当にいい歌ばかりだな、って。




そして、最後は、浜中くんの「モッコリーナ」をまたまたやらせて、
爆笑で終演しました。


だから、笑顔で帰れたよ。




このレポを打ち始めたとき、なんだか手が震えたけど、
今は笑顔。


横山裕くんの、関ジャニ∞のファンであることを、
心から誇りに思いました。


…拙いレポ、読んで下さった方、ありがとうございました!





という日記をmixiにアップしたんですが、
(基本的に、このブログは、mixi日記の中のレポートだけを置いておく趣旨です)

日記載せてから1時間半で、コメントが200になって、書き込めなくなって。
足跡が、10000。
いちまん。

「コメントが書き込めなかったから」って、
新着メッセージが39件、とか。

それが、
どれも、本当に、暖かいものばかりで。


アイドルを応援するのって、99%はファンタジーだと思うんですが、
残りの1%ぐらいで、
本気でその人の人生について感動したり心配したりする、リアルな瞬間があって。


今回の横山君のことも、そうで。

その1%をね、
2000人の会場で起きたそのことを、
10000人の人が共有しようとした、共有した、
っていうことに、

なんだか、リアルに感動してしまいました。



そして、
今も、ヨコのあの言葉を、何度も思い出します。


「ここ(胸を親指で指して)に(お母さんが)おるから、大丈夫やで^_-」

生き方さえ教えてもらったような、
そんな時間でした。


ヨコに、ありがとう。
心から。