赤西へのFAREWELL

異国の地で「赤西KAT-TUN脱退?」のニュースを目にして、
情報収集したいのになかなかできなくて、うずうずしてました。

仕方ないので、KAT-TUNの「PROMISE SONG」を聞いていました。
いい歌。

そして、さっき帰国してマイミクさんの日記やボイスをまとめて読みました。

◆◆◆

「いつかこうなると思ってた」っていうドライな感想から、
「もっとKAT-TUNを応援しようと思いました」っていう前向きな声、
そして、
「KAT−TUNをやめちゃう赤西なんて嫌いだー」っていう叫び。

どれも、
内容は違うけど、ここまでカツンを応援してきたからこその言葉で、
すごく重くて。


壮絶、といいたくなるほどで。

まるで、闘いの終わった戦場にフラフラと来て、
戦士の記した手記を読んでいるような心地で。

全部の日記やボイスを読みながら、
全部分かるよー、って思った。


一番心にジーンときたのはね、
マイミク美雨ちゃん(今は横尾担さん)の日記で、
カツンコンの自担さんの感想なんかを可愛く書きながら、
最後、
「うん、明るく書いたらこんな感じ。本当は号泣でした」
って。


そうなんだよね、
これから5人でやっていくと言うなら、
5人を応援したいと思う。

でも、
やっぱり、6人のKAT-TUNが、
本当に大好きだったんだよ!!


5人になるのは、悲しいよ!!



◆◆◆




私、今ではDD(=誰でも大好き)で事務所担だと思われていますが、
ジャニの入り口は、KAT-TUN(竜ちゃん)だったのです。

キラッキラなKAT-TUNに心奪われて、
でも、
やっぱり「ジャニーズ」って、ちょっと舐めてたところもあって。

でも、
KAT-TUNは普通のアイドルとは違うんだぜ!」って。(注)

そういう、自分の殻を破ってくれたのがKAT-TUNで、
その「KAT-TUN」のクオリティーを作っていた人こそが、
やっぱり赤西仁、だったと思うんです。

安心してジャニに身を委ねることができたのは、
ひょっとしたら赤西(のいるKAT-TUN)がいたから、なのかもしれない。


だから、
自分にとって赤西がKAT-TUNからいなくなるって、
本当に大事件で。


悲しい、です!

(注:「普通のアイドルと違う」のでKAT-TUNを好きになったはずであったが、今では「普通のアイドル」の素晴らしさについて論文100枚ぐらい書けそうなまでに進化しているのである)

◆◆◆


マイミクのケイさんは、
「5人が正しくて、赤西が悪い、って訳じゃない」
って書いていたのだけれど、
私も、
同じようなことを考えていました。


過ぎてしまった時間を今から振り返っても仕方がないけれど、
例えば、
他のメンバーが、
もう少しでも赤西の音楽に歩み寄ろうとしていたら、
違う結末があったのかな?
とか。


Real Face Filmのメイキングで、
赤西が「上田とは、やりたいことが似てる」って言っていたのを、
竜担の私は何度も思い出すんだけど、
例えば、
メンバーと一緒に、
一人でやるよりもっと素敵な方向性の作品を作れる環境があったら、
赤西はKAT-TUNにいられたんじゃないかな?


なんて、
考えても仕方のないことなのだろうな。



◆◆◆


それでも、
赤西が新しい道を歩むということについて、
それに対しては、
心からおめでとうって言いたいな、って思います。

アメリカで成功する、とか、
簡単なことじゃないと思うけど、
自分がどうしてもやりたいことがあって、
それに向かって進むなら、
YOU、やってみればいいよ!

人生1度しかないし、
その人生を、自分の考えで進めるって、素敵なことだよ、
私は、そういう生き方好きです!



そして、
これまで赤西がKAT-TUNで紡いでくれた音楽や、それ以外の楽しかった時間に、
心からありがとう、って言いたいと思います。


KAT-TUNの音楽が大好きで、
KAT-TUNの新譜が出るのは待ちきれなくて、ラジオ音源求めて彷徨ったり、
それを聞いてしまぽんと語り合ったり、

本当にそういう全部が楽しかった!

コンサートも最高だった、
チケットは余りまくって青ざめた去年のBreak the Records 10 daysだったけど、
あんなコンサート、
もう二度とないんだな!

赤西がいて、亀がいて。
聖と田口と竜ちゃんとゆっちがいて。

「We are K, A, T, T, U, N, KAT-TUN!」

……うー、思い浮かべると泣けてきた。



◆◆◆


去ること、
留まること。


どちらも、エネルギーのいることだと思います。


先週プレゾンの帰り、
キスマイの宮田が「田んぼ組」(←似合ってる)所属だった頃のJr名鑑を、相方とるいさんと見てました。

宮田って、
前に整理した宮田語録で見ても、
自分のこと、結構ネガティブに捉えている子で。

「やっぱりね、オレってセンスないから、おかしな動きをしちゃうんだよね。本当、やりたくないって思った(苦笑)。でも、頑張るしかない。そう思えたことが革命だよね」

「自分のヘンな動きをみんなに笑ってもらって、世の中に少しでも笑顔が増えたら嬉しい」

なんて、
雑誌のインタビューでさらっと語っているんだけど、
そういうコンプレックス抱えながらもずーっとキスマイにいて、
大学生らしいプライベートな時間もなく、
ハードなスケジュールでこのお仕事してきた宮田って、
実は相当タフなコだなーって感じたのでした。


ステージに立つ人として、ただ、自分がそこにいる。

それだけで、
ものすごくエネルギーがいることだと思う、
本当に尊敬します!

(そして、実は、この、コンプレックス抱えながらメンバーとして足踏ん張ってお仕事する感じって、いつかの竜ちゃんに似てるとちょっと思うんだ!)


そして、
「ただ、自分がそこにいる」ことの重みを知りながらも、
そこから去るということ。

それにだって、
莫大なエネルギーが要るはずなんだ。


そういう、
エネルギーを伴った人間の運動って、
すごいことだと思うの。


留まることも、
去ることも、
どっちもスゴいよ、YOUたち!


◆◆◆



飛行機に乗って、
頭の中で何度も下書きしてたはずなのにまとまらないなあ!



結論としては!!
新しい未来に向かって歩き始めることは、
本当に応援します!

でも、6人のKAT-TUNが本当に大好きだった、
それが、今、いろんな素敵な人たちと出会えたり、素敵な思い出をもらったことの入り口だったっていうことを、
きっと忘れないだろうな!



◆◆◆



「PROMISE SONG」の大好きな歌詞。


>FAREWELL 別々の道で 同じ色の花をまた探そうよ
>道に迷い くじけそうな時に しるしになるように



「FAREWELL」って、例えば「FAREWELL PARTY」で「お別れ会」みたいに、お別れの意味で使う言葉なんですが、
語源は「Fare thee well.」=「go you well」で、「元気で行けよ」ってことなのです。

「元気で行けよ」って、
なんともKAT-TUNらしいなぁ、って。

別に、
喧嘩別れする訳じゃないし、
かといって、毎日メールするような仲でもないだろうけど、
でも、
10年近く一緒に過ごした仲間として、「元気で行けよ」って声をかけて、
そして、
別々の場所で、同じ色の花を探していたら、素敵だな。




◆◆◆



考えてみれば、自分も、高校時代の友達と、連絡を取っているのは今では1人ぐらいだし。

どんなに仲が良くて、朝練して合宿して、永遠に一緒にいたいと思った仲間でも、
いつかは別の道を歩く、そんなの当然で。

でも、
くじけそうなときに、
いつか歌った途切れない小さなメロディが、心の中に浮かぶ……、
もしそんなことがあったら、それって、素敵なことだな!


そのメロディが、私たちの心の中にも、しっかりとあって。
うん、
これから、6人のKAT-TUNの歌が聞けなくなるのは本当に悲しいけれど、
でも、
今まで、たくさんの歌をくれてありがとう!



というわけで、
書きたかったことを書いてスッキリ!

長々とすみませんでしたー、
先週末のドームは参加できませんでしたが、
この後は東京ドーム→サマリー→韓国→大阪京セラドーム→台湾と、うっかり全会場制覇な感じで攻めていきます!
それが終わったら嵐(当たるのか)とエビキス舞台!

ほらっ、あの日のKAT-TUNに出会えたおかげで、
楽しみなことがいっぱい!!(涙)

じゃーねー!

mixi日記を転載しました)