上田竜也担のKAT-TUNコン「Break the Records」感想

レポでもなんでもなく、
ただ勝手にカツンについて、
……というか、上田竜也について語ります♪


◆「景色」〜こんな景色見られるなんて〜

コンサートが終わって一番心に残ったのは、
「景色」
っていう言葉。

本当に、本当にすごい景色でした。

「こんな景色みられるなんて」っていうのは、嵐・櫻井くんのソロ曲の一節なんだけど、
本当に気合の入ったコンサートっていうのは、
たとえば異国のピラミッドみたいに、
人間が生み出す絶景、だと思う。

オープニング、
2年前より段違いに大きく壮大になったJrマンション、
そのセットが炎に照らされて、
真ん中にKAT-TUNっていう景色は、
本当に、
本当に心をぶち抜かれる眺めでした。

この風景を作るのに、どれだけの「熱」がこもっているんだろう。


◆「金」〜熱を作るもの〜

と考えるに、
やっぱりこの景色を作ったのは、
お金だなあと(笑)

ドームで7公演(結局13公演)することが前提だからこそ、
ここまでの演出ができる。

65万人が6万5千円で、
チケット収入42億円。
ツアーの総制作費が32億円ってことは、
チケット代の多くは、制作費に使われているわけで。
(それでも、なおジャニさんのお財布に(以下自粛))

それって、
KAT-TUNの公演を心待ちにしているファンがいたからこそ、
で。

つまり、
この景色を作ったのは、
ファンでもあるんだなあ、
そして、
KAT-TUNなんだな、
と思うと、
またカンゲキ。

彼らは、私たちは、何かを作っている。


◆「破る」〜break the records〜

それにしても、
進化していた。

「break the records」、
本当に、
これまでの記録を、軽々と破っていたように思う。

「何万人動員」って記録じゃなく、
エンターテイメントの「質」としての記録。


コンサートのどの部分をとっても、
これまでのコンサートよりも良くて。



実はKAT-TUN、停滞してるのかな、って、去年思っていて。

QUEEN OF PIRATES」は、
海賊帆の二番煎じな気がしていて。

もちろん、
海賊帆より洗練された楽曲もらってるし、
オープニングで吊られて降りてくる演出も素晴らしかった、
でも、
「海賊」っていう、
野心に富んだ6人の男っていう、
そういうゾクゾク感では、
残念ながら「QUEEN OF PIRATES」は「海賊帆」に勝てない気がして。
変化しているけど、進化していない気がして。

ジャンボ飛行機に乗っちゃった海賊、
みたいな違和感でした。

あれ、
KAT-TUNのピーク、ひょっとして終わったのか?!
って、
心の中で思ったのは、
私だけじゃない、よね?


ところが!!

今回のコンサートは、
そんなことブッ飛ばしちゃうほど、
マジで、全部がもう、本当にスゴくて。

楽曲がすごかった、
ダンスがすごかった、
演出がすごかった、
笑顔がすごかった、
ソロがすごかった、
バンジーはすごくなかったけど可愛かった。

全部が本当に一回り二回り進化していて、
KAT-TUNが本当に「break the records」しているっていう事実に、
本当に、心底感動した!


◆「震」〜上田竜也

というわけで、
この後ひたすら、上田竜也オンリー語り、いきますっ!笑

9月のソロコン、3月の舞台、4月のドラマ。

竜ちゃん担にとって、
去年のコンサートから今年のコンサートっていう1年間は、
本当に近くで竜ちゃんの姿を何度も見られる、
夢のような1年間でした。

しかも、
それがまた、
全部良かったのです。

そのたびに、
100点満点以上の竜ちゃんに出会えて、
そのたびに、
もっといい男になった竜ちゃんに出会えて、
そのたびに、
感動させられて、上田竜也を語る長い日記を書いてきたわけですが。



ですが、また!!!!

また、感動


なにが、って、
ソロ曲「花の舞う街」。


これまで竜ちゃんって、
ソロ曲には本当に凝るコだったじゃないですか。

Sparkingのバンドっぽい元気な感じもハンパなかったし、
LOSTの魑魅魍魎とした世界観もすごいと思ってた。
愛の華の壮大でナルシスティックな感じも良かった。

ところが、
「花の舞う街」の演出って、(楽曲も)、
それらに比べたら、
本当に平凡。

自分がピアノ弾く、
歌う、
背景には、自分がやった舞台の映像。

たったそれだけ、
たったそれだけなんだけど、
それだけのことに、
どれだけ竜ちゃんの大切な時間が詰まっているか、
すごく感じられて。



1年前までの竜ちゃんって、
割とスネてるコだったと思うんです。

他のメンバーより仕事も来ず、
ソロパート歌うと音はずし、
ドリボのセリフはほんの一言で、
ダンスは途中で疲れ、
MCは無言。

そんな竜ちゃんが、
ジャニーズシアターとか、グローブ座とか、
そういう小さいステージで、
素敵な共演者に囲まれて、
素敵なファンに囲まれて、
だんだんと「上田竜也」像を作ってきたのが、
この1年だったと思うんです。

昔は、
共演者とか後輩とツルむようなコじゃなかった。

なのに、
いつの間にかジャニWEBには、
「まうぴメンバーと富士山に行った」とか、
「わたくし凄く今、幸せでございます
 こんなに素晴らしいキャストの皆さんやスタッフさんと生活できているのですから毎日毎日」とか、

ついに、
「最近友達と芝居について話すようになりました。
 まさか自分が芝居について話す日がくるなんて。
 でもそんな日々がとても楽しいです!
 なにげに芝居が一番好きかも」
とか。

ゆっくりと、
ゆっくりと「上田竜也」になっていく竜ちゃんが、
なんだか本当に愛しくて。

そして、
ソロの画面に、ロミジュリの映像。

そこに出てきたのは、
山下翔央とかハセジュンとか小林涼子ちゃんとか、
たっぷり映った共演者の姿で。

1年前までは、
そんな竜ちゃんじゃなかったはずなんだ。

1年前までの竜ちゃんは、
「自分のソロ」では、
自分だけの世界を作り上げる人で、
Jrも使わず、
曲も音も、全部自分で完結しようとしていた。

はずなのに、
映像に、「ぽーーーーーん!」って翔央。ハセジュン。

なんだか、
それって、
「竜ちゃん」っていう人の「芯」みたいな部分に、
やっと他の人が入り込めたからなんじゃないか、
っていう気がして。

誰かと一緒に、
本当に楽しそうに生きている、
仕事している竜ちゃんは、
もうなんだか別人のようで。
そして、
前の竜ちゃんでもとびきり大好きだったのに、
今の竜ちゃんは本当にもう、どうしようもなく、大好きで。




不器用な竜ちゃん。

ピアノ弾く手は震えてた。
ジャニーズの人なら、こんなのきっと、震えずに堂々とできるんだよ。
ヘイセイコンの伊野尾ちゃんの余裕っぷりを見てごらん☆笑

……でも、
震えちゃうのが竜ちゃんで。

それでも、
震えても、
自分でピアノ弾くのが竜ちゃんで。

ピアノの演奏も、
明らかにテクニック不足なのに、表現があふれ出してくるようで。


うまく喋れなかったり、
説明できなかったり、
無言だったり。

でもそんなときにも、
心の中には、
温度の高い熱の塊を、
ずーっと抱えてるコだと思います。

その熱の塊が、
すごくきれいな吹き口から、
美しく飛び出してきた、
そんな感動。

そう、
「オレもカメハメ波が打てるようになった」、みたいな瞬間の感動。
ちっちゃいけど、
ホンモノのカメハメ波だよ、それ!


そんな毎日を、一緒に歩かせてくれてありがとう。


     君と過ごす時間はそうまるで光のようで


     君があの日くれた言葉「貴方は春みたいよ」と
     そして「私の彩を変えてくれてありがとう」と


はああああああああああああ
思い出して泣ける。


竜ちゃんファンで良かったです
竜ちゃんと同じ時間を生きてて良かった
だーいーすーきーだーーーーーーーーーー!!


というわけで、
本当、
コンサートのレポでもなんでもないものを書いてしまってすみませんでした☆笑